うぃろぅ.log

140字で綴りきれない日々の徒然備忘録

【備忘録】 SE向け問題解決スキル

うぃろぅです。

今日も今日とてやっていきます。日々を積み重ねていこうな。

今日のテーマ

SEに求められる問題解決スキル

定義

「問題」を、「現状あるべき姿と現状とのギャップ」と定義する。

「1秒以内にレスポンスする」が「2秒かかっている」だとこの1秒のギャップが問題点となる。

アプローチ

  • 解決
  • 予防

の2点でアプローチする。

  • 仕様が固まらない
  • スケジュールの遅延
  • 大量バグ
  • トラブル対応マニュアルがない
  • パフォーマンス低下
  • システムダウン

悪夢だなぁ。打合せするたびに仕様追加してくるような客先、大変だった…。

理想

こんなSEは良いよね、という例

  • 問題の予防ができる
  • 問題を早期発見できる
  • 問題の優先順位を明確につけられる
  • 問題に対して恒久対応ができる
  • 問題解決策の妥当性を説明できる

たしかにこうありたくはある。

解決に向けて

湧き上がる問題を分析すると根本原因が1つに定まる、ということがある。
バグ表にもよく根本原因を記載する欄がある。丁寧な分析、大事。

プロセス

暫定対応

  1. 問題発見
  2. 対応策検討
  3. 実行 / 効果確認

恒久対応

  1. 問題発見
  2. 問題分析
  3. 原因分析
  4. 解決策立案
  5. 実行 / 検証

恒久対応のプロセスについて順番に見ていく。

問題発見

  1. あるべき姿を確認する
  2. 現状把握
  3. 問題認識

「本来こうであるはず」が「こうなっている」ため、「これが問題になっている」
という論法。バグ表はこの順で書いてくれ頼む~~~~~。

問題分析

  1. 問題に関する情報を集める
    緊急性 / 影響範囲等を見極める
  2. 問題を評価する

という流れ。これで解決すべき問題を選出する。

原因分析

  1. ロジックツリーを使って問題の原因を展開する Whyツリーを使う。
  2. 根本原因を見つける
  3. 目標 / 課題を設定する

vviilloovv.hatenablog.com

これあの時やったやつだ!! という気分になっている。やるやん私。

解決策立案

  1. ロジックツリーを使って解決策を展開する
    Howツリーを使う。
  2. 解決策を見つける
  3. 解決策のアクションプランを作成する

適切な優先順位をつけ、具体的に解決策を提示するのが大事。言うのは簡単なんだけれどもね。

「いつまでに」「誰が」「何を」「どのように」やるか。5W1H

実行 / 検証

  1. 実行
  2. 検証
    監視 / コントロール

読んで字のごとく過ぎる。PDCAサイクルのDとCかしら。

思考法

仮説思考

いくつかの情報から類推して仮説を立てる。

スピードがあるため暫定対応するために使うことが多い。

精度を上げるために検証はしっかり行う必要がある。

「雲行きが怪しい」から「雨が降るかもしれない」ため「傘を持っていく」時はこの思考法をとっている。私は基本的に折りたたみ傘を持っている

フレームワーク思考

MECEを実現するために…ってこれやったな。

QCDとか5W1Hとか4Pとかに乗っかることでMECEが実現できる。
4Pに乗っかるって書いてちょっとテンションが上がるなど。昼はダメだわ。ならいつならいいんだ

ゼロベース思考

ココベース!? 違いますかそうですか。

既存の枠を取り払い、ゼロの状態から答えを模索する思考法。

型にとらわれるな! っていうあれ。でも新しい意見がほしいって言われたから考えて出すと「前例はあるの?」って訊いてくる上司もいるとかいないとか。どうしろと。

ゼロベースにするきっかけとして、オズボーンのリストを参照。
オジンオズボーンは関係ない。

jairo.co.jp

問題解決ツール

ロジックツリー

なぜなぜとかのあれ。

www.missiondrivenbrand.jp

今回も貼っておく。

  • MECEを意識する
  • 因果関係を保つ
  • 具体的な原因や解決策になるよう掘り下げる

が留意点。

マトリックス

行と列で問題を分析し、解決する。2軸評価。
PPMとかSWOT分析とか。大学のときにやったな…。あとはITストラテジストの勉強をしていると出てくる。

takuminotie.com

www.darecon.com

www.innovation.co.jp

目的を明確にして、その目的に関する情報を収集してプロットする。

2つの方法に対してメリット / デメリットを羅列していくのもマトリックス
HDD / SSD をメリットデメリットで選ぶみたいな。

パレート図

www.sk-quality.com

問題解決の優先順位を判断するために用いる図。

「問題の80%は20%の原因によって発生する」というパレートの法則に基づく。

予防に向けて

ここからは予防に向けての方法。

予防の重要性

将来的なリスクを回避 / 軽減でき、負担が減る。

問題予防プロセス

リスクマネジメントプロセス

  1. リスクの洗い出し
  2. リスクの分析 / 評価
  3. リスク対応策の立案 / 実施
  4. リスクの管理 / コントロール

解決プロセスとよく似ている。

まとめ

とにもかくにも論理的思考。順番に身に着けていこう。

ではまた。