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140字で綴りきれない日々の徒然備忘録

花澤香菜 5thアルバム "ココベース" 全曲レビュー

うぃろぅです。

2019/02/20 花澤香菜 5thアルバム "ココベース" 発売

フラゲ日には買ってきた、ココベース。

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圧倒的に唯ちゃんが可愛い

唯ちゃんのアルバムと発売日が同じ、実質私信。

さておき、私はいつも新曲は発売してから聞くようにしている。
ライブでたまたま聴く以外ではラジオも聴かないようにしてつべに上がっている先行試聴も見ない。
いわゆる"解禁日"に解禁するのが何と無く好きというわけである。ボジョレーかよ。

今回のアルバムも同様にフラゲ日に購入してから聴いた。
最近は斜に構える風のスタンスになってきていて、割と冷静に推しを追っている(当社比)。

1曲目を聴いてたまげた。まさに魂消た。

想像のはるか上をぶち抜かれた。ので書いていこうと思う。
推敲していないので読みづらい箇所があったらごめん。

はじめに

  • 私は音楽に詳しいわけではない。そのため専門的なことは全く書くつもりがない。
  • 「マイ・ソング」「おとな人間」を聴いた時点でこのエントリーを書こうと思ったため他の曲はまだ聴いていない。そのためグダる可能性が大いにある。
  • あくまで個人の感想である。お前の感想なんてどうでもいいよ、という方はブラウザバック推奨。
  • 特に伝えたいことがあるわけではないのでお時間のある方のみどうぞ

収録曲

  1. マイ・ソング
  2. 大丈夫
  3. おとな人間
  4. パン
  5. Change!
  6. ミトン
  7. Tact
  8. 春に愛されるひとに わたしはなりたい
  9. おしえて
  10. 満月の音
  11. ゆうのそら
  12. Ready to go

DVD特典 1. 若者のすべて
1. Trace (Acoustic ver.)

順番に聴きながら書いていく。新曲以外も改めて聴いて書く。

マイ・ソング

作詞作曲: 山内総一郎

歌い出しからしてもう大好き。とんでもない疾走感。
「あ〜〜アルバム聴き始めた〜〜〜〜」という気分になってくる。
気分的には"claire"ライブの"青い鳥"が流れてきた感じ。疾走感的には"マラソン"。

まず最初のギターからしてもう楽しい。
それもそのはず、作詞作曲はフジファブリック山内総一郎氏である。そりゃキャッチーにもなるよね、ありがとうございます。

僕は放っている 僕はここにいる
熱くなっている 心叫んでいる
僕は歌っている 君を歌っている
すべて飛び越えて 届いてる? ねえ

Cメロ部分、具体的にどれとは浮かばないけれどどことなくボカロ曲っぽい印象を受ける。
ODDS&ENDSっぽいのかなぁ、そんな感じ。好き。

僕たちはいつだって生きてたいのです

「生きていたい」でも入るけれど「生きてたい」とすることで疾走感が増している。
こういう小技が結構好きで、歌詞を眺めてなるほどなぁとなる。考え過ぎかもしれないが。

この曲でがっつり心を掴まれてしまった。今回のアルバムはすごい。

大丈夫

作詞作曲:槇原敬之

こちらはシングル曲。
レイトンのアニメ、ぼちぼち見続けているがカトリーが伸び伸びと声を出しているように聞こえてとても良い。

作詞作曲は槇原敬之さん。とても強い。
以前のライブで「もう恋なんてしない」をカバーしていたが、それが伏線になっていたとかなんとか。

ライブで一緒に踊るのが楽しい。本人振り付け忘れてたけど
「雲ダンス」といい「Merry Go Round」といいたまに振り付け曲があるととてもライブが楽しくなる。
まぁ私がスフィア勢だからなのかもしれないけれど。彼らは振りコピに魂を捧げている。

シングルの方に収録されている"Neo Country Ver."がまた良い。
機会があったら聴いてみてほしい。

おとな人間

作詞作曲: 橋本絵莉子

けんけんぱっぱけんぱっぱ。頭にものすごくへばりついてくるメロディーライン。
「だから私はあなたを手放せない」の恋愛スピリッツソウルをとても感じる。

作詞作曲はチャットモンチー済の橋本絵莉子氏。
この世界観、なんか好きなんだよなあ。

恥ずかしいことが恥ずかしいのよ

なんで年取ると道端でできなくなることが増えるんだろうねえ。

鏡のない世界へ生きたい

ふと鏡をみたときにハッとしてしまう、あるあるだなぁ。
虚像のはずなのに何よりも現実を映し出しているという。

おとなになれ
こどもに戻って

やり残したことをやって歩いていくかー、みたいな感じかなぁ。ここら辺のセンスは自分には備わっていない。

「けんけんぱっぱ」のリズムは多分これふとしたタイミングで脳内再生される。すごい。

パン

作詞作曲: 浜野謙太

作詞作曲は在日ファンクの浜野謙太氏。

ごめん、在日ファンクは名前しか知らない。

で、何と無く聴いた感じとしては

だった。在日ファンクのファンの方からしたら全然違うかもしれないが、少なくとも自分はそう感じた。

歌詞。

8ミリみたいに細切れる窓
懸命な私 映ってる

金曜ロードショーのオープニング映像が浮かんだ、今は違うんだっけ?

全体的に歌詞眺めたらこれ本当にほぼパンのことしか歌ってない。
なのになんでこんなかっこいい感じになってしまうん?? ははーんさては久保帯人か????

ほしいもはどこに消えた?

まあ本人がきっと楽しく収録したんでしょう、それならよし。

Change!

作詞: オカモトショウ
作曲: オカモトコウキ

作詞作曲はOKAMOTO'Sのボーカルとギターのお二人。

うーーーーん、刺さらなかった…。
ライブで化けるといいなあ、だいたいこういう曲はライブ化けすることがあるんだよなぁ。

サンバで使うような小太鼓みたいなのチャカポコ鳴らしたらめっちゃ楽しそう。
さながらカーニバル。\カーニバルダヨ/

お茶を濁すために歌詞を眺めながらグダグダと。

あなたの心を揺らせることが嬉しくて

揺らしてみてえよなあ俺もなあ。
私が何かをして喜んでくれたなって感じることなんてこれまで数えるほどしかない。泣いてないよ??

私と歌ってくれますか

それより僕と踊りませんか。

ミトン

作詞: 大貫妙子
作曲: 岡村靖幸

イントロで「ハニーアンドループス!?」ってなったけどよくよく聴いたら全然違った。

あとあれだ、イントロに聞き覚えあると思ったらこれ星間飛行だ。

結構好きな曲。ふんふん聴ける曲(伝われ)はだいたい好きな部類で、これもそのカテゴリに入る。

片手をポケットに入れさせて

冬が寒くて本当によかったってか?? あーー好きーーー。
スノーースマーーーーーイル!!

恋は科学じゃない カミナリに打たれたもの

恋ははしかのようなものとも聞いたことがある。

わたし見てきたの

ここの歌い方好き。

最後のところ、初めて聴いたときには「音飛び…?」ってなった。
こういう新鮮な驚き感、よき。

全体的にこの曲もかなり好き。すごい。

Tact

作詞: 花澤香菜
作曲: 佐橋佳幸

flattery?と同じ枠組みで歌って欲しい。もしくはおやすみ、また明日。

こういう耳が幸せ系の曲もまた幸福度が高い。

作詞は花澤香菜さん。言語センスがちょうどいいところ。

ちなみに言語センスがとんでもないとわたしが常々思っているのは桜井和寿さんと田淵智也さん。奴らはぶっ飛んでる。好き。

三つ編みの少女

指揮棒を執っている遠子先輩の姿が浮かんだ。可愛いかよ。

秋の夜長に窓の外を時折思い出したように見上げながら鼻歌を歌いつつ本を貪る遠子先輩。良い…。

春に愛されるひとに わたしはなりたい

作詞作曲: 水野良樹

こちらもシングル曲。朝よりは夜聴きたい。

なんて略すか問題。わたしは「春に」って略している。

作詞作曲はいきものがかり水野良樹氏。集牧おめでとうございます。
ひっさしぶりにいきものメールマガジンが届いてそういや登録してたなあなどと。

わたしは花粉症なのできっと春に愛されていない。悲しいなぁ。
春にはツアーが開始する。今回も最高の景色を観にいきてえな。

曲としてはイントロの入り方が気持ちいい。
テンポもいわゆるふんふんできる系でいい感じ。フェルマータ感。多分違う。

桜はまた この世界に
瑞々しく生まれていく なんどでも

ここテンション上がる。まさに大サビ前という感じが伝わってきて楽しくなってくる。

おしえて

作詞作曲: 関取花

おしえてといえばA to Z。違うか。そうか。

これはきっとライブで聴いたら泣いちゃう系の曲。

寝る前に聞いたらよく眠れそう。というか実際この曲聴きながら寝落ちしていた。

どうでもいいことばかりで笑いたい
誰かに甘えたいけど 誰でもってわけじゃない

何でも話せるような間柄の異性の友人、別に恋人じゃなくてもいいのだけれどそう言った人とグダグダと宅飲みする。
そんなシチュエーションがいいんだなあ。どうでもいい深夜番組を流し見ながら「この人は整形だ」とか「これ口パクじゃないの」とか。
肩に頭は預けるけれど、それ以上何か発展するというわけでもなく。ああ、酒が美味い。

甘いスカートも許して たまには少女に返らせて

この辺は確実にデビュー当時には歌わなかっただろう歌詞。25だとまだ少女って言っても笑って済ませてくれるだろうから。

どうやってどうやって不器用な光を見つけたの

ここに限らないが、2回目のどうやっての音程がなんか好き。
豊崎愛生さんの"CHEEKY"のサビ感。aikoの"ボーイフレンド"の最後のあなたがわたしの頬にの前のAh~って歌うとこ感。
伝わんないよなーでもそんな感じ。

満月の音

作詞作曲: 真島昌利

めっっっちゃ伸びやか。聴きながら散歩したい。これとスタッカートヘビロテしながら。

作詞作曲はザ・クロマニヨンズ真島昌利氏。クロマニヨンズも詳しくない。

白いはウサギ ウサギは はねる

さよなら三角またきて四角。光るはオヤジのハゲ頭。

何にもなくて 満たされてる
満月の音 清らかにして

夢を追いかけて新天地で新生活を始めた風景がなんとなく見える。
静かな夜に無音という音が満月から凛と響いているような。酒入ってるので自分でも何言ってるかわかってないよ。

ライブで聞いたら寝ちゃうんじゃねえかなあ。癒し空間。

ゆうのそら

作詞: ENA☆
作曲: ハルナ

立て続けにゆったりめ曲。好きな人しかライブに呼びづらくなるから布教が難しいんだこれが。

古い本のページをめくるたびに
懐かしい香りも過ぎてく

これ、割と経験あることで、例えばわたしの場合は"キン肉マン二世"の漫画を読むと中学の時を思い出すし、"都会のトム&ソーヤ"を読むと小学生の時に仲の良かった友人を思い出す。
これが誰かにオススメされて買った本とかならその思い出も一層強いわけで、本には内容の外側にも記憶が散らばっている。読書は心の栄養補給。

離れていても忘れないでね
違うそらのした
あなたが幸せであるように
ゆうのそらを見上げながら
あなたのため願った どうか今も笑っていてね
あなたのそら祈った
ありがとう

これ想っている側の考えで、大概想われている側というのはここまで深く考えていない。
振られた側はこういうことを考えているかもしれないが振った側はもう気持ちを切り替えている。俺は詳しいんだ。

いっけなーいちょっと思うところが☆
純粋に夢を追うために離れたのかもしれない。あなたは満月の音を聞いている頃だろうか。

昔のアルバムを開きながら聴きたい曲。

Ready to go

作詞: 花澤香菜
作曲: 佐橋佳幸

エンディング感。エンドロールに被せて流れてきそう。あるいはラジオのED曲。

作詞作曲は"Tact"と同じ。

今日だけのメロディー
口ずさんで走ろう

即興で考えながら走るのは厳しくない…?歩くならまだしも。
ジグザグ過ぎてレイテンシーが鳴ればメロディーになるのか。なるほどなあ。

神様の言う通り
何をしていても 不安で安心

どれにしようかな天の神様の言う通り、は英語では"eeny, meeny, miny, moe"となる。
25スピリッツ…!! 本人が意識しているかは定かではないが。

何にでもなれるのに
色んなことを手放すのは
やめにしたいから

輝く未来を抱きしめて!!!!

でかけよう
初めて私が決めたところへ

券売機の一番右の一番高い切符が行く先に言ってみたい願望がある。
ワクワク感がものすごい。

未来へ続くささやかな
旅にでかけよう

未来に向かってあるいていこう、とそういうわけか。考え過ぎかもしれない。
でも未来なんて見えないわけだから結局今過ごしているのも見方を変えればささやかな旅ということになるのでは。

きっとアンコール後の最終曲になるんじゃないかなーって。

若者のすべて

作詞作曲: 志村正彦

www.youtube.com

フジファブリックのカバー。 以前ライブでもカバーしていた。

まごうことなき名曲。CMで聞いたことがある人も多いはず。

原曲はアマプラ会員なら無料で聴けるのでぜひ。
うん。やっぱり…原曲が…好きかな…。

会ったら言えるかな

会えた試しも言えた試しもない。小心者ぉ…。

この曲については語り尽くされているような気がするから特に言葉が浮かんでこない。
あえて言葉を尽くす必要性がない、というのもなのかもしれない。

Trace

作詞: 岩里祐穂
作曲: mito

"Blue Avenue"に収録されていた曲のアコースティックバージョン。

ライブでたくさん聴いたなぁ…。
個人的には特別思い入れがある曲ではないため「いい曲だなー」で終わってしまう。

おわりに

以上、全曲レビューでした。我ながらただの備忘録感がすごい。

今度のツアーが終わった時に見返してみて、どれくらい評価が変わったかを楽しむのもまた一興ですね。

今のところの通して聴いた感想としては「前半がとんでもない」でした。後半は好きだけれど前半に比べたらまあって感じ。

2019/2/25には花澤香菜さんは30歳になり、当日にはバースデイライブもある。

www.hanazawakana-music.net

チケット一般販売もされているのでまだ間に合う。
癒されたい方はぜひ。

ではまた。