うぃろぅです。
別にどの曜日なら働きたいかって訊かれても「できることなら働かないでお金が欲しい」に帰着しますがそれでも木曜日の「今日頑張ってもまだ1日頑張らなきゃいけない」感はとても苦手で、それのせいなのか木曜日はあまり好きではありません。
だったら水曜日はどうなのさ、ということで考えてみても「まだ折り返し地点かよ」としか思えず結局好きか嫌いかだったら嫌いよりなわけです。そんな水曜日。今日も頑張って生きていこうね。
今日のテーマ
プロジェクトリーダーのための心理学 基礎編
「基礎編」とあるが「実践編」も「応用編」もe-ラーニングのメニューに存在しない。はて。
心理学の重要性
- プロジェクトにおける心理的問題を説明できる
- 心理学の必要性を説明できる
が目標。
心理学の視点
- 精神分析学
無意識を解釈する分野。フロイトで検索だ。今回はフォーカスを当てない。 - 認知心理学
どう解釈するか、という分野。「なんでこれやってないの?」という質問を純粋に理由を訊かれたと解釈するか、責められていると解釈するか、みたいな。 - 行動主義心理学
パブロフの犬のように「ベルが聞こえたら餌が出てくる」と考えるような行動に付随する分野。反対意見を聞くとつい熱くなっちゃう、みたいな。 - 人間性心理学
「自己実現」という言葉はこの分野から使われだしたと言われている。人間の肯定的側面に注目した分野。
という全体感がまずある。ここから「プロジェクトで使える」をキーワードにいくつか見ていくこととなる。
チームマネジメント
- 求められるリーダーシップとは何かを説明できる
- 効果的なチームマネジメントとは何かを説明できる
を目標とする。
チームにおけるキーワード
- 雰囲気
- 居心地
- 連携
- 信頼
といったことを念頭においてチームについて考えてみよう。
最近では「心理的安全性」という言葉も聞くようになってきた。
多分このe-ラーニングでは解説されないだろうと考えているため参考記事を貼っておく。
「チーム vs 課題という考えが根付いているため、遠慮せずに指摘ができる」ということが大事。
決して「これを言うと相手が傷つくかもしれないからやめておこう」ではない。プログラムの前ではみんな平等。忖度という言葉はコーディングされていない。
リーダーシップとは
チームを目標達成に導くよう影響を与える能力のこと。
リーダーシップの特性
- 知性
- カリスマ性
- 決断力
- 勇気
- 誠実
- 謙虚
- 共感
- 適応力
- 馬力
なんてワードが挙げられるだろうか。物語の主人公みたいだな。
決して全部兼ね備えていなければならないわけではない。
リーダーシップのスタイル
- PM理論
- パス・ゴール理論
について見ていく。
PM理論
- P(Performance)機能
目標達成に向けて行動する - M(Maintenance)機能
チームの維持 / 強化に向けて行動する
上記2つの機能の高低によってリーダーシップを4つの類型に分類し評価する理論。
高いを大文字、低いを小文字として
- PM型
目標達成と人間関係両方配慮するリーダー - Pm型
目標達成に重点を置くリーダー - pM型
人間関係に重点を置くリーダー - pm型
目標達成にも人間関係にも消極的なリーダー。リーダー…?
と表す。見たとおりでわかりやすいね。
自分の位置を見極め、これが足りていない、と自覚して行動することが大事。
パス・ゴール理論
「チームメンバーが業務目標(ゴール)を達成するために、リーダーがメンバーの欲求などの個人要因と組織体制などの環境要因とを関連付け、支持や指導などの道筋(パス)を示し、行動する必要がある」という理論。
リーダーがとる基本的な行動には
- 指示型
スケジュールを提示し、タスクの達成方法を具体的に指示する。 - 支援型
部下のニーズに気遣いを示し、サポートを行う。 - 参加型
決定を下す前に部下に相談し、提案を活用する。 - 達成思考型
困難な目標を達成し、部下に全力を尽くすよう求める。
の4種類あり、これに
という要素が加わって結果が得られる。
各種要件によって行動を適切に選択することが重要。しっかりメンバーを理解しよう。
効果的なチームマネジメントのために
- ビジョンの明確化
- 効果的なチーム編成
- チームの同期付け
を意識することが重要。
ビジョンの明確化
達成すべき目標を明確にすることでチームメンバーが同じ方向を見るようになる。
そのため、会話にズレが生じにくく、一体感が生まれやすい。
効果的なチーム編成
それぞれのスタイルの人がいればいいよって以前何かで読んだ。
そしてチームの人数が多すぎると効率が落ちる。適宜サブチームを作るなどして細かくしよう。
チームの動機付け
あ、○○でやったところだ!! みたいな。
読み直したら割とちゃんと書いてる。私えらい。こまめに自分を褒めよう。
コミュニケーションマネジメント
- 印象形成について説明できる
- 自己開示とアサーションについて説明できる
を目標とする。
コミュニケーションをめぐる問題
コミュニケーションの範囲広すぎ問題。
- メール
- 会話
- ドキュメント
全てのやりとりはコミュニケーションといえる。
まずはあいさつをしっかりするところから始めよう。今の職場は出社したときに挨拶返してくれる上司の方が少ないけれども
コミュニケーションとは
人と人との意思疎通のこと。
雑談も生産性向上には必要となる。個々の事情を知るとか得意分野を知るとか。
言語 / 非言語コミュニケーション
多くの情報は言葉以外の手段でやりとりされている。
おおよそ65%だとか。前どこかの備忘録に書いたな。
ストロークを意識する
相手の存在や価値を認める / 否定するための言動や働きかけのこと。
- 暖かい
- 普通
- 冷たい
- 無視
のように分けられる。
態度に温度差をつけることで「叱っている」「褒めている」のメリハリをつける。
相手に成長してもらう、という観点で見ると「適切に叱る」と「適切に褒める」は同義であるとのこと。なるほど。褒めて褒めてー。
親近効果
後から印象が良くなった方がより良くなったように感じる効果のこと。
不良が子犬を助けるあれ。
自己開示
自己分析の方法として「ジョハリの窓」がある。
適切に自己分析をし、自己開示をしていくことで「こういう考えで動いているんだな」ということがわかるようになる。結果話しやすくなる。
人には「返報性」という性質があり、自分から情報を開示することで相手も情報を開示してくれるようになる。情報だけでなく感情もそうで、悪意を向けると悪意が返ってきやすく、善意も然り。目には目を…はちょっと違うか。
アサーティブ・コミュニケーション
あ!これ(ry
詳しくは以前書いた。
モチベーションマネジメント
やったよ!!これもうやったよ!!ど真ん中ストレートだよ!!!!
よく見る言葉をいくつか。詳細は割愛する。
公平感
経営用語があるらしい。うまいこと不公平感を減らしていくように頑張ろう。
期待感
期待していることを伝えると応えてくれるということがある。しっかり伝える、ということが大事。
全力で取り組んでもらうためには成功確率が50%くらいの目標が良いとのこと。
50%くらいで何とかなりそうな目標を「少し難しいとは思うが君なら出来ると信じている」みたいにふればやってくれそうと。ふむふむ。
ストレスマネジメント
- ストレスが及ぼす影響について説明できる
- ストレスへの対処法について説明できる
を目標とする。
ストレスとは
とてもざっくり言うと刺激に対する反応のこと。
刺激する側、ストレスの原因となるものをストレッサーと呼ぶ。
ストレス反応が体に現れる場合は体調不良が挙げられ、心に現れる場合はうつ病や適応障害が挙げられる。
ストレスの尺度
知らなかったけれど尺度があるらしい。
配偶者の死がトップということで、配偶者がいない私には全く関係ないな!!(血涙)
ストレスを生じさせる要因
- 仕事上の要因
プレッシャーや人間関係など。 - 仕事以外の要因
育児や介護など。 - 個人要因
行動パターンや受け取り方など。
心の危険信号
- 勤怠の乱れ
- 元気がない
- 対人関係悪化
要注意らしい。
私の話をするととある毎日終電でかえる系プロジェクトにいた際、1ヶ月毎日「電車遅延のため遅刻」をしたことがあった。
通勤時間が2時間ちょっとだったため、確かにどこかしらで遅れるのだが今思うとアレがストレス反応だったのだと思う。いやあタイヘンダッタナァ。
ストレスへの対処
- ビリーフ
- コーピング
について見ていく。
ビリーフ
考え方や受け取り方が感情に影響を及ぼすこと。
この「B」が受け取り方(Belief)を表す部分。
ここをポジティブにしてみようよ、とつまりはそういうことである。
まぁ難しいところよね。
コーピング
ストレスを生じさせる要因を特定し、そこから逃げたり対処したりする。
ストレスコーピング 自分でできるストレスマネジメント - J-Stage
このPDFが詳しい。
心のケア
まずは気付き、自分から改善するためにどうするかを考え、行動する。これが大事。
まとめ
では、ここまでのことをプロジェクトに活用するにはどうすればよいのか。
まずは覚えておくこと。知識のインデックスを作っておくことで「おや、この状態は良くないのではないか」ということを早期発見できる。
実際に「あの人にはこうすれば良いのではないか」を考え、実行していけば少しずつ身についていくのではなかろうか。
今回はここまで。
仕事をすること自体がストレス?? まぁそんな人もいるでしょう。
そんなときは「はたらく言葉たち」の文章を改変して遊ぼう。
はたらく言葉たち、HTMLを書き換えるだけで自由に遊べる pic.twitter.com/KSAAHzdZSm
— うぃろぅ (@vviilloovv) 2019年6月11日
私からは以上です。
ではまた。
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原因の所在をどこに求めるか、ということ。自分なのか周囲なのか。↩